(Facebookノート2018年8月14日の記事より)
自宅に戻った数分後に、電車にバッグを置き忘れたことに気づき、急いで石川町駅へ。
「20分ほど前、ここで降りたときに荷物を置き忘れまして」
駅員A「どこ行きでしたか?」
「東京駅発16:20だったことははっきり覚えていますが、
磯子だったか大船だったか…」
駅員B「そうすると、ここは16:26着ですか?」
「おそらく」
駅員A「荷物はどのような?」
「えーと、半月型で両ファスナー開閉式で」
駅員A「色は」
「オレンジと、このペンのようなネイビーブルーの手裏剣(千鳥格子)柄」
駅員A「手裏剣型。何が入ってましたか」
「服とスマホの充電器、モバイル型WIFIモデムに、麦わら帽」
駅員B「お客さんが乗っていた電車は、磯子行きでした。これが車庫に入ってしまう便なら、磯子で保管となります」
「その場合は取りに行きます(途中大船でお蕎麦を食べよ)」
駅員A「今調べましたら、忘れ物の届け出はないですね」
駅員B「この電車は磯子から折り返し運転で戻ってきます!」
「何分にここに着きますか?」
駅員B「17:54です」
(忘れ物なのに、刑事ドラマみたいな会話だな)
時計を見上げると、17:52。
(わー、あと2分。なんというタイミング!)
駅員A「お客様、そろそろここに着きますので、ご一緒に」
と、降りたのと反対側のホームへ。
「ちょうどあちら側の待合室のあたりで降りました」
駅員A「それでは、私は3号車を見ますので、お客様は4号車を見てください」
会話が終わると同時に入ってきた電車。棚だけを目で追い続ける私…(バッターのボールを追うキャッチャーみたいだな。あっ、あれだ!)
車両が止まり、ドアが開いた瞬間にさっと乗り込み、座っていた男性の頭上から荷物を降ろし、ドアが閉まる直前にまたホームへ。一瞬、男性の驚く顔が見え。
10mほど先の駅員さんに手を振り
「ありました!ありがとうございます。」
駅員A「よかったです」
踵を返しながら一礼した相手は、女性の車掌さん。
どうやら駅員さんが事前にお願いしてくれていたよう。
感謝多謝!
タイラク、バッグ奪還まで28分。
おっちょこちょいの私には、こんな出来事が日常茶飯事。
もう自分のズッコケ加減がおかしくって仕方がないですよ。
それでもって、このタイミングのよさ。
千鳥格子を「手裏剣」と呼んでいたのもよかったのか?
ブーメランのように戻ってきたマイバッグ。
どなたかネタにしてください。
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