わたしが自分の体型を気にし出したのは、小学4年生。
クラスメートの男子にからかわれたのが原因でした。
さて、飛んで中学2年生の夏休み明け。
男性担任教師に「〇〇さん、太ったねー。ぶくぶくぶくぶくブタちゃんだ」
の衝撃的な一言。
ここから、30代前半まで18年もダイエットと闘うことに。
まず試したのが、nonnnoに載っていた骨盤体操。それから、炭水化物抜き、ヨガ、気功・・・。
一番てきめんだったのが、炭水化物抜きとヨガでした。
が、しかし、メンタルのバランスが崩れると、即逆戻り。
それでも懲りずに、炭水化物抜きとヨガで戻すを、ずーと繰り返してました。
一番体重が増えたのは、大学生のとき。
受験が終わって、次の目標が見つけられないというプレッシャーから
深夜の過食症に。体重は(今よりも)15Kgアップ。
そんなときに見つけたのが、これまたFrauに載っていた「世にも美しいダイエット」という
女性作家がすすめていた食餌療法。
が、しかし彼女は同記事連載中に、世を去ってしまいました。
専門医師の指示のもとで、ダイエットをしていたのにもかかわらず。
この出来事を受けて、国内外のダイエット研究家について調べていくと・・・
大方みなさん短命でした。
どうやら食事の問題だけではないらしい・・・と気づいた私は、心理学に目を向け始めました。
食べても太らない人がいるのは何故か?という長年の謎をとこうと、
そういう人たちの行動や性格も観察し始めたり。
この時点で30代に突入していましたが、いまだにダイエットには成功できず。
そして、あるとき、気づきます。
「体重落せても、維持できなきゃ意味ないじゃん!」
「この世には美味しいものがたくさんあるのに、食べるのを我慢して生きていく
なんて、つまらない!!」と。
その数日後、アメリカで出版されていたある本と出会います。
もう手放してしまい、タイトルも忘れてしまいましたが。
「食べたいときに、食べたいものを、食べたいだけ食べてよい」というのが、趣旨でした。
プラス、「自分の本音と向き合い、好きなことを追求するようになれば、自然と体重は落ちていく」
という研究事例が紹介されていました。
もちろん、さっそく実践。
本当に食べたいものしか食べませんでした。
(※食べたいもの=目で見て食べたい・・・のとは違う)
お菓子ばっか(笑)。夕食はアイス!
そんなんで、3日間でジーンズがゆるゆるに。これ、本当です。
なぜか。本当にそのとき食べたいものを食べたいだけ食べると、脳が満足し心が安心するから。
必要以上には食べたくなくなるんです。
それを身をもって実感してからは、食べる食べる(笑)。
ポテチ食べたい→1袋食べきる/チョコ食べたい→1箱食べきる
この後がポイントで、「あーまた食べちゃったー。また太っちゃう」という罪悪感と、呪文は不要。
この罪悪感と呪文が諸悪の根源です。食べものそのものに、罪も原因もありません。
あー美味しかった♪満足、満足☆
と思うだけでOK。
思い切り食べた次の日は、自然と食欲が落ちついて「野菜が食べたい」
となり、しばらくの間、ポテチやチョコには目も向けなくなります。
こんな一見ぐちゃぐちゃな食生活で、10年近くたちますが、低血圧&鉄分が不足気味ではあるものの、いまだ検査に引っかかったことはありません。
で、あんなに格闘しても落ちなかった体重も、知らない間に10Kg減。
この頃には、もう一つの気づきがありました。
それは「人はみな、もともと痩せている」ということ。
ひどい寝違えで、病院にかけつけレントゲンを撮ってもらったところ、
鏡に写っているのとは違って、自分の首は意外と長く、全体の骨も細いと、わかったんです。
考えてもみてください、骨だけになったら、みんな細いんですよ。
肉がついているから気づけないだけで。
だから痩せたかったら、自分の全身のレントゲン写真を撮って眺めればいいんです!
本来の自分は痩せているんだ!というのを思い出すだけで、みるみる痩せるはず。
なりたい体型の画像に自分の顔写真をはるより、効果的ですよ。
だって、レントゲンにうつる自分の姿が、あなた本来の姿なのだから。
あとは、体重にはからくりがあります。
その人の骨そのものの重さも含まれているってことです。
これは、もともと骨密度が高くてしっかりしていれば、当然その分体重も重くなります。
ダイエットしても痩せない・・・というのは、ここを見逃しているからでは?と思います。
それから、筋肉には脂肪の3倍の重さがある、ということ。
運動して体を鍛え、筋肉をつけていけば、服のサイズは小さくなっても
体重は減ってない・・・ということがあります。
これは私自身の経験で。
最後に、体脂肪率。ボディビルダーは体脂肪8%以下の人が多いそうですが、
ここまでいくと、ウィルスへの免疫力が落ち、インフルエンザにかかりやすいのだとか。
体重や体脂肪率に一喜一憂するのは、ナンセンス。
本当に自分を太らせているものの正体は、自分の本音と向き合わせない考え方だと、わたしは思います。
自分には合わない知識や常識を外していくのが、一番です。
わたしにも↑はまだまだありますが。
コメント
コメントを投稿