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7月, 2016の投稿を表示しています

「豊かさ」=「する必要があることを する必要があるときに やれる能力」byバシャール

「豊かさ」については、いろんな考え方や感じ方があり、絶対的な定義というものはないと思ってます。 人それぞれ、自分に合った好きな考え方を選べばいいと思います。 ただし、このタイトルの言葉を知人から聞いたときは、目からウロコでした。 後になって気づいたのですが、この言葉はもともと"バシャール"が言っていたもよう。 https://youtu.be/AelNPtOYQMM 1:06あたりにこの言葉が出てきます。 あっ、はじめてこの動画を観る人は驚くかもしれませんので、 説明しますと。 動画で目を閉じて大きな声で話しているおじさんは、ダリル・アンカという人です。 彼は、映画技師なのですが、ときどきミディアムとなり、"バシャール"という 宇宙の意識体を自分の中におろして、地球人へのメッセージを伝えています。 怪しい~と思う人もいるでしょうね。 でも。 「豊かさ」=「する必要があることを する必要があるときに やれる能力」 この言葉一つで、未来への心配も一気に吹き飛んでしまうはずですよ。

豊かさは、お金だけじゃない

「豊かさ」という言葉からまっさきに思い浮かぶのは、だいたい「お金」でしょう。 でも、お金だけと限定してしまうと、これからの時代は、苦しいと思う。 人間関係、チャンス、時間、アイディア・・・といったものも、「豊かさ」であるはずです。 吉本ばななさんも、ある番組でこんなことを話されてました。 「育児と介護が重なっちゃう、どうしよう!もう若くはないし、体力もないし・・・ と不安だったけど、実際は周りの人たちがいろいろと手伝ってくれたので、 なんとかなった。できない、と思ってた育児もこなせた」 「体力がなくても周りの助けがそれを補ってくれたんだなって思って。 人生ってうまいぐあいにできてるなって、そのとき実感しました。 『ない』と思っても、必ずそれを補ってくれる力が常に働いているものなんです。 そういうことに気づけないのは、人間の傲慢だと思う」 お金がなかったとしても、人間関係に恵まれていれば、大丈夫なんですね。 お金持ちなら「お金」でなんとかするのでしょうが、たくさんの知人・友人がいれば、 「お金」の代わり、いや、それ以上の力となるんですね。 例えば、極端な話、日本全国各地に365人のお友達がいたら、1年中旅ができるでしょう。 1日1人の友人のところに泊まらせてもらえれば、いい! 実家が洋服のセレクトショップを経営している、という私の知人は、 50代になっても生まれてこの方、自分で洋服を買ったことがない、と言っていました。 母から譲ってもらった服しか着ていないと・・・。 でも、その知人はスタイリスト経験もあって、かなりおしゃれです。 ああ、洋服にお金をかけずにすむぶん、この人はお着物にお金をかけられるんだな、って わたしは納得しました。 みなさん自身も、普段は当たり前すぎて気づかないけれど、彼女と同じように 「お金」とは別なかたちで、「豊かさ」を受け取っているかもしれませんよ? そんなふうに考えれば、「豊かさ」の意味はもっと広がると思いませんか? 日本でも、物を所有することでの、「豊かさ」は終わりつつありますし、ね。  

えっ?そんな使い方あるの?

もう何年も前、渋谷行きの東横線に乗っていたときのこと。 目の前に立っていた高校生二人がこんな話をしていました。 「A君がさあ、消費者金融使ってたの知ってる?」 「何、それ?」 「A君が、突然『僕、お金たくさんもってるから、みんな困ったときは貸してあげるから』って 言い出したのね」 「そしたら、B君もCちゃんも、D君も『買いたいものあるから』『今月ピンチだから』 ってA君から借りたらしい」 「ふんふん」 「そんな感じで、いつでもA君は『いいよ、いいよ。いくらでもあるから』って きた人に貸してた」 「そのお金はさ、消費者金融からA君が借りてたわけでしょ?」 「そうなの。そんなこんなで、A君はクラス全員にお金を貸してたんだって」 「気前いいって言っていいんだか・・・」 「それがさぁ、A君、消費者金融にお金返さなきゃいけないってことが わかってなかったらしい」 「えーー?でも、だからみんなにボンボン貸せてたわけだ」 「そう。でね、消費者金融からこの日までに、返しなさい・・っていう通知が きてはじめて、A君は知ったんだって」 「で、それからどうなったの?」 「それがさぁ、D君がA君に『最近、顔色悪いね、どうしたの?』って聞いたら 『俺さ、いついつまでに〇〇〇円返さなきゃいけないんだよね』って話したとたん 『あ、僕返してなかったね』『そうだ、私も!』『こないだ貸してくれたからね、今度は僕の番』って 感じで、あっという間にお金が集まって、A君は期日までに無事払い終えたんだって」 「えーーー?マジ?それ、すごくない?よくみんな返してくれたねー。 A君も、A君だけど。」 「そうなんだよ。A君がバカだったって言えばそれまでなんだけど。結局彼はね、 人に貸すためだけに消費者金融使って、自分の買い物とかにはぜんぜん使ってなかったらしい。」 「ふーん。A君やさしいね」 「でもね、返さなきゃいけないってことを知ってから、A君はもう消費者金融使うのやめたってさ」 「えー、でもこの話はすごいね」 すっかり聞き入ってしまっていた私。 心の中で 「すごーーーーーい!」 と叫んでおりました。 消費者金融って、そんな使い方あるんだ?? と、一瞬ダークなイメージが真っ白になりましたが、 それはA君の心の清らかさがゆえでしょう。 純粋な心から発したものは、綺麗にまるく収まるようになってるんですね。 お

自然にしていれば、お金もついてくる・・・「アニーよ銃をとれ」

「自然にしていれば、お金もついてくる」と、 ミュージカル映画『 アニーよ銃をとれ 』の中で 主人公アニーが歌っています。 なんだかこのフレーズ、最近のスピ系の本でよく出会いませんか? でもですね、80年以上も前にとっくに気づいていたんですね。 この映画、そして歌をつくった人たちは。 そして、 「何もなくても、わたしには太陽や月という宝物がある」とも、 アニーは歌っています! これもまた、「豊かさはすでにあなたの中にある」という スピ系の考え方に似ていますよね? こんなふうに、古い映画にはスピブームを先どるセリフや言葉が いっぱいなんです。 それだけでなく、この『アニ~』は、恋と仕事を両立させたい女性への メッセージもたくさんつまっていますよ。 古いからと敬遠しないで、一度は観てほしい映画です。

「学ぶのをやめてみた」byギョーム・二クルー監督

前の投稿の続きです。 「自分はもう、学ぶのをやめたみた」。 とは、同じ日にイザベルと登壇していたギョーム・二クルー監督の言葉。 「いつまでも学び続ける必要があるのだろうか?」 「それでは、もともと自分の中にある豊かな才能や発想力は、一体いつ発揮すればよいのだろう?」 と、このところずっと疑問でした。 そんな私にとって、二クルー監督のこの言葉は、グッドタイミングなお告げのよう! 「外からはめられた制限をどんどん外していって、なるべく自分を自由な状態におくようにしていたら、次々とアイディアが浮かんできた」 とも、言っていました。 そう、今の私が求めているのは、そのような状態なんです。 「外側からの要求に応えて、自分に嘘をつくことで成功もできるけどね。 自分はあえて、それを選ぶのもやめた」と。 「学び」は素晴らしいけれど、それによって自分自身のクリエイティビティを否定して抑えつけているかもしれない、ってこと。 みなさんは、どうですか? フランス映画祭2016関連イベント@アテネフランセ

「偶然が起こすミラクルを」byイザベル・ユペール

「現場では常に想像を超えた偶然が起こるもの。その偶然がもたらすミラクルを、わたしたちはいつも信じて待っています。」 とは、フランス人女優、イザベル・ユペールの言葉。(写真中央がイザベル) 彼女ほどの大女優になれば、 「あらゆるシチュエーションを想定して、徹底的に役づくりをしているだろう」と思っていた私にとっては、 ちょっと意外でした。 この後、彼女からもっと素敵な言葉を聞くことができました。 「映画は一つの大きな家で、そこにみんなで一緒に住んでいる。映画万歳!」。 「みんな」とは、役者、現場のスタッフ、監督はもちろん、 その作品に携わる関係者、そして観る観客のことも含めてさしているのでしょうね。 60を過ぎた今となっても、次々と新しい作品に恵まれる彼女。 彼女の言葉を聞けば、それがなぜなのかがとてもよくわかります。 フランス映画祭2016関連イベント@アテネフランセ