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映画『アンナとアントワーヌ~愛の前奏曲(プレリュード)~』


~ルルーシュ監督&フランシス・レイが贈る、現代版『男と女』~ 

(※本記事は、2016年にある翻訳会社に寄稿したものです。HPが閉鎖となったため、このブログに投稿しました)
                             
フランス人お気に入りの恋愛映画として、必ず挙がるのが『男と女』

クロード・ルルーシュ監督の詩情あふれる映像と、フランシス・レイが生み出す美しい旋律は、いまだに多くの男女の心をつかんで離しません。

その最強コンビが手がけた最新作『アンナとアントワーヌ愛の前奏曲(プレリュード)~』は、まさに現代版『男と女』。






混沌としたインドを舞台に、壮大なラブストーリーが繰り広げられます。

映画音楽家のアントワーヌは、録音のためにインドを訪れ、フランス大使の妻アンナと出会います。
価値観も感性も、性格的にもまったく正反対の二人。
スピリチュアルな思想に傾倒するアンナ(エルザ・ジルベルスタイン)と、実体験を通してでしか現実を捉えられないアントワーヌ(ジャン・デュジャルダン)。
当然のことながら、会話をしてもお互いに相容れません。
それにもかかわらず、どんどん惹かれあっていくのです。
そしてとうとう、アントワーヌには恋人がいながら、「子供を授かりたい」というアンナの巡礼に同行することに。

インドには「聖母アンマ」と呼ばれる女性がおり、「抱きしめてもらうと、願いがかなう」と信じられているそうで、世界中から訪れる人があとをたたないのだとか。アンナの巡礼も、彼女に会うのが目的です。

ここで特筆すべきは、映画の中で二人が彼女に対面するシーンは、フィクションではないこと。映像の中でマンナに抱きしめられているほかの巡礼者たちも、実際に彼女に会うためにやってきていた人々で、この場面はドキュメンタリータッチに描かれています。

物語としては先が読めるものの、キャリアチェンジ、不倫、シングルマザー…と
現代女性が抱える悩みやスピリチュアルな要素が盛り込まれ、とても75歳の監督が撮ったとは思えないほど斬新な内容なのです。

女性からは多くの共感を呼ぶはず。特に主人公二人を含め、登場人物たちのしゃれた会話はさすが、フランス映画!

日本にはこのような大人の恋愛映画がないのが、残念です。

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